Air

またこんな時間になってしまった…まいいやorz


とあることがきっかけで、もう一度Airの最終話を見ました。ニコニコで。
だめだもう何度見てもどこのサイトで見ても画質が崩れやがる。
何なの？画面全体が歪んで見えるからパソコンの処理が追いついてないの？
あれ、目から汁が…


最終話を見終えて、そういえばまだ特別編を見ていなかったなーと思って前編と後編両方見ました。
もしかしたら特別編に、この作品の核が仕組まれているのか…？そんな期待を胸に。

…あれ、これ8話の別視点？
そういうことか…いや、これはこれで楽しめたのだけど、やはり納得がいかないものがある。

Airという作品を知ってしまった人ならきっと誰もが抱えたであろう苦痛。
私もずっとそれを解消できずにいました。何かしら思考を巡らせて結論付けようとはするものの、結局納得できる答えは見つからず…。

そんな思考スパイラル、哲学的な迷宮に放り込まれ、この歯がゆい思いは一体どうすれば解消できるのかとずっと悩んでいました。
Airという作品を理解し、うまく完結させるためにはどうしたらいいものか。

この作品は、私達にどういった「幸せのありかた」を示そうとしているのか。


さてご丁寧に、最終話の動画に「わからないならググればいいじゃない」（※誇張表現を含みます）というタグがあったので、言われたとおりにググってみました。ヤフーで（苦笑）
ヒットしたページを上から開いて読んでみて、一応納得はできました。

しかし、いくつかの納得の形がありました。
というのは、様々な解釈の仕方があって、決してただひとつの結論はなかったのです。（一番上のものが有力だとは思いましたが）

あとは自分自身の中でどうにかするしかありません。
或いは、そもそも意図的に陥れて「考えさせる為の」作品なのかもしれません。
製作者は鬼か天才か…何にせよ現代では貴重な存在と言えるでしょう。

ある人が、この作品は娯楽の域を超えている、と書かれていましたが全くその通りだと思いますね。
楽しむ、と言うには深すぎる作品です。


私はこのAirという作品を知って後悔はしていません。むしろ出逢うべきだったのかもしれません。
痛みを知ることで、その分、人として必要な何かを得ることができるのだと思います。
そしてそれは、生きてゆく上で自分にとっての幸せのありかたを形作るものだと思います。

私の現実は、きっととても幸せなもので。
過去も未来も、きっと私は幸せなのだと思います。

崖から突き落とされて。
それでも助けてくれる人がたくさんいるから。

不幸なことがあっても、それは幸福に繋がっていることだから。
私はとても幸運なのだと思う。