記念に書いておく

忘れたくないから、僕は書き記す。
残しておきたいから…。



戦争は正義と悪がぶつかって起きるものではない
戦争は正義と正義がぶつかって起きるもの
或いは、悪と悪がぶつかって起きるもの

本当は正義や悪なんてどこにも存在しない
人間が勝手に決め付けているだけ




世間一般ではそうなのだとわかってはいる
でも自分を否定してまで生きるなんて僕にはできない
自分を否定してまで周りに合わせようとする意味がわからない
世間が僕を否定したとしても、僕は自分を否定したくはない

「生きろ」

この言葉は他のどんな言葉よりも残酷だと思う
生きて苦しんで、尚この言葉は苦しめという
決して死なせてはくれないこの言葉は、何よりも僕を苦しめるものだった