靴下が部屋で産卵してる

靴下って寝るときに脱ぐじゃないですか。ポイッてするじゃないですか。
繰り返す→溜まる→靴下同士で愛が芽生える→産卵

ね。産卵するんですよ。
でもね、靴下さん。そういうことは人目につかない洗濯機の中とかで…


…サーセン、わかってます。散乱してるんです。
安心してください、まとめて洗濯機にポイッてしてきました。ついでに部屋掃除しました。ほうきとちりとりで。

僕は地球に優しいです。というか、無駄が嫌いなだけ。テレビのコンセントとか抜きましょうよ皆さん。



地球で思い出した。
僕は小さい時、地球には空があるのに月にはなくて、宇宙がそのまんま見えるのが不思議で仕方なかった。

母上に聞いても

「地球には大気があるからだよ」

とか言われて理解できんかった。


「たいきってなに？」


そう、これ。
この知りたい病が、幼いうちからどんどん膨らんで、思考回路が周りの人間とずれてしまったのかもしれない。
人間ってなんなのかとか、どうして生きてるのかとか、宇宙の果てはどうなってるのかとか…そんなことばかり考えてた。

家の人は僕以外みんな頭が良くて、故に僕には理解できない言葉で説明しようとする。
難しくてさっぱりわからんかった。今でも、そう。


「結局最後に頼るのは自分しかいないんだ」


小さい時に気付いてしまった。
他人は頼りにならない。頼っても無駄なんだと。

だからずっと孤独だったのかもしれない。
他人と関わろうとしなかった。自分から壁を作ってた。
悩みがあっても全部自分の中で片付けようとした。他人に言ってもきっと解決なんかしない。時間の無駄。


きっと誰も僕を救ってはくれない。
きっと誰も僕のことをわかってはくれない。


そう思ってた。


けど、まだその時は理解者に出逢えていなかっただけで、存在しないわけではなかった。
その存在を見つけ出せたのが、このインターネットなわけで。

科学技術の進歩は本当に凄いと思う。
一体何人の命を救い、何人の命が犠牲になったんだろう。

少なくとも僕は救われた。

こんな人生、小さい時の僕は夢にも思わなかった。
こんなに長く生きることになるなんて考えもしなかっただろう。



生きる苦痛を幸福に変えてくれる人に出逢えた。
頼ってばかりで申し訳ないです…。